【中国の養生学】七月の養生~生活のバランスが大切!~

七月の養生についてご紹介します。仕事と休息のバランスを上手に保って陽気を守りましょう!

目次

人体の陽気が盛んな時期の過ごし方

七月は「小暑」と「大暑」、2つの節気があります。中国医学では、夏は人体の陽気が最も盛んになる時期です。まずは、過ごし方の注意点を見てみましょう。

労働と休息のバランスに注意

七月に仕事をするときは、労働と休息のバランスによく注意し、陽気を大切にしましょう。

心臓・脳・血管に病気のある人については充分な睡眠を保ち、室内の換気をしっかりとして、とりわけ蒸し暑い天気の中では、エアコンなどを使わずに体温を下げるように注意しましょう。

熱中症の予防が非常に重要

飲食物の衛生に注意し、胃腸の伝染病を予防しましょう。暑い日は熱中症の予防が非常に重要です。肉体労働者や室外で仕事をする方は、水分を多めに摂り、少量の*仁丹を服用したり、または緑豆のスープ(暑気払いのスープ)を飲んで暑気あたりを防ぎしょう

*仁丹・・・口中清涼剤として暑気あたりの効果があるとされる。

夏の飲食のポイント

飲食物はあっさりしたものを中心に、野菜は葉物、キュウリ、苦瓜、果物であればスイカがよいでしょう。

辛い物、油っこいものは避けましょう。

おすすめレシピ】ハト麦と緑豆のお粥

材 料緑豆 30g ユリ根 30g  ハト麦 30g うるち米 5g 氷砂糖 適量
作り方上記の材料を洗って鍋に入れ、軟らかくなるまで煮る。氷砂糖を加え、温かくして食べる。
効 能緑豆は解熱、解毒、ユリ根は肺・津液を潤し、ハト麦は熱を冷まし湿を体外に出す。うるち米は胃をやわらげ、共に食すことで熱を冷まし湿を体外に出し、脾を健やかにして、胃をやわらげる。

劳逸结合 保护阳气

七月包含有“小暑”和“大暑”两个节气。

七月养生

中医认为夏季也是人体阳气最旺盛的时候,所以人们在七月工作劳动之时,要注意劳逸结合,保护阳气。对有心脑血管疾病的人来说,要保证充足的睡眠,并加强室内通风,尤其在闷热的天气中要注意使用物理降温。还要注意饮食卫生,防止肠道传染病。
暑天防中暑是非常重要的。体力劳动者、室外工作的人员此时应多饮水,必要时可服少量仁丹,或喝绿豆汤等以防中暑。

饮食宜忌

饮食应以清淡为主,蔬菜应多食绿叶菜及苦瓜、黄瓜等,水果则以西瓜为好。忌辛辣油腻之品。

推荐食疗:薏仁绿豆粥

用料:绿豆30克,百合30克,薏仁30克,粳米50克,冰糖适量。
制法:将以上各原料洗净同锅煮熟烂,加冰糖放温服用。
功效:绿豆清热解毒,百合润肺生津,薏仁清热利湿,粳米和胃,共食可清热利湿、健脾和胄。

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